ちょっと珍しいスチール製のデスクライトをレストアしました。

アルミ製の取り調べカツ丼ライトはまだ比較的見かけますが、こちらのシェードとベース部がスチール製のタイプはあまり見た事有りません。市場に出た時はお見せ出来ない様なズルズルの状態でしたが、スモーキーなツートンだったらしいペイントは潔く剥離後に研磨、劣化コードとスイッチ不能だったソケットも同等品と交換しさっぱりと生まれ変わりました。ちょっと悩みましたが、錆対策の為スチール部には艶消しクリアラッカーを吹きました。お気に召さない方へは錆が出てくるのを承知頂ければ、再びラッカー剥離対応も吝かでは有りません、申し付け下さい。未ラッカー素の状態を画像最後に載せましたご参照ください。
底板に厚手な鉄板が嵌められ重さが確保され、小さくJAPAN と刻印が入ります。年代的にはアルミのタイプが普及する前1950年代後半から60年代前半辺りの物かなと思ったりしております。
個人的な推しポイントはシェード開口部が切りっぱなし(危なくは有りません)な所と焼きが入ってるのか鉄の張りが強く粘っこい所。
サイズ 軽く首を曲げた状態で高さ 350程 シェード開口部φ150 ベース部長 140ミリ ソケットE26スライドスイッチ内蔵 sold

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